パリーグ開幕というのに、遠征する金なぞあるわけもないので、
一軍漏れしたインチキ魔術師グーリン様はいないかと、ナゴヤ球場へ。
しかし、球場に到着してブルペンに目をやると、そこにはほっそりとした白人ではなく、
チキン南蛮が好きな小僧(甲子園でインチキ157キロ)がいるではないか!

…去年見てないからまぁいいか…。

実際、ファームの開幕投手に外国人を選ぶのもアレな気はするので
(去年バルガスだった気がするが)、
世間的には納得の人選ではあるけど。
一方の中日は完全に調整モードに入った山井が先発。
3番玉野・4番森・5番幕田と西武第2の主を加えた新生幕田組で、
クリーンナップを組むという、その筋にはたまらない布陣

試合は初回から寺原が捕まり、満塁から幕田のタイムリーで2点を先制と、
今年も寺原は駄目なんじゃないかと思わせる立ち上がり。

ソフトバンクは2回に高卒4番打者江川のヒットから、北野のタイムリーで反撃。
3回にも寺原・城所の連打から井手がタイムリーで同点に。
ここで4番の江川という所で、山井の投げたボールは頭部へ直撃。
江川は起きあがることもできず、そのまま倒れて担架で運ばれる。

当然のことながら、山井は危険球退場となり二番手は久本。
久本はしっかり抑えて仕事を果す。
そして、球場の外では救急車のサイレンが鳴ったので、観衆の注目は
グラウンドではなく、球場外に。
試合後の診断では頬骨折で全治一ヶ月と、硬球の怖さを思い知らせるものでした。

試合は4回の裏に、マサウミが四球で出塁。久本のバントを寺原が二塁に投げ、
そのボールが微妙にそれたためオールセーフ。
森岡・玉野の連続タイムリーに、トドメは幕田のタイムリーツーベースと、
寺原大炎上で、雁ノ巣に定着しそう。

5回には二番手高橋徹が登板するも、マサウミツーベースに
中川のバントは三塁ライン上でセーフと、さっそくピンチ。
牽制で中川が誘い出され、大きく横に避けたはずも一塁審判山本のジャッジはセーフ。
稲嶺・秋山監督が抗議も覆らず。ブルペンにいた「男・田口」も
「ありゃねーよ」という感じの感想を漏らしてたり。

そこで奮起するかと思いきや、北野がなんでもないフライを落球。
森岡のなんでもないゴロを中村が弾いてゲッツー取れず1点追加。

その後は、中日石川がボール連発で炎上しかけるも劇場で終了したぐらいで、
何も起こらず試合終了。

ソフトバンクは相変わらず野手の選手層が薄いと感じさせる試合でした。
あと、玉野はファームじゃホントに打つ選手かなと。

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